えぇっ!? 私、女の子に対してもそんな風になっちゃうんですか!?
不本意ですぅ! 撤回を要求しまーす!

「いやいや、ダメ女の究極形たる〇〇姐さんって怪物を生み出しといてそいつは無理ってモンだぜ、ゆい子ちゃん」

ち、違うんです誤解です! 〇〇さんは私に会う前から堕落し切ってたような人ですから! 私のお世話とか関係ないんです!

「はいはーい、じゃああーしからも話しまーす!」

「お? 他にも証言者がいるみたいだゾ!」

「あーし、日曜に豊洲のららぽーとでダチと遊んでたら偶然ゆい子に会ってさ、せっかくだから一緒に遊ぼうってことになったのね。
んで、タピってる時にダチが唐突にゆい子にタピオカチャレンジやれって煽り出してさ、ゆい子をセクハラから守る為にあーしがやってやらぁって飛び出したワケよ。
でもあーし見ての通りぺったんこじゃん? 当然愛しのタピちゃんはすり抜けて床にバシャァッてなっちゃってあーしもダチもめっちゃ動揺してアタフタしまくってさー。
そしたらゆい子がさ、手際よくサッと掃除して、バカなことしたあーしに大丈夫? って微笑みかけてくれたんよ。こんなん惚れるしかなくね?」

えぇー? それくらい普通みんなやりませんか?

「じゃあ仮にさ、溢したのがあーしじゃなくて知り合いですらないそこらのバカなJKで、しかもさっさとバックれてたらどうしてた?」

えー関係ないですよ~。普通に片付けるか、急いでて時間がなくても最低限スタッフの方には伝えますよね?

「はい堕ちたー! あーし堕ちたよ~。何その優しさ
どんどけあーしを惚れさせようとしてんの?」

「てかさ、みんなの話を総合すると相手が女とか関係なくそれってただの天使では?」

「 そ れ だ ! 」

「地上に舞い降りしエンジェルゆい子……あー尊さで浄化される~」

ちょっと、何か話が変な方向に向かってますよ!? 恥ずかしいのでこの話はもう終わりです!

「ゆい子ちゃん……この穢れた地上に堕ちた天使かぁ……身も心も堕としてヤりてぇよなぁ。この汚れた地上の方法で。ぐへへ……」