〇〇さん……身の回りのお世話、全部誰彼ちゃんにやってもらっているんですよね?
もう、あんまり迷惑は……

「姫宮先輩、私大丈夫ですよ。迷惑だなんて思ってませんから……」

もう、誰彼ちゃんも相変わらず世話焼きだよね。誰に似たんだか……

「〇〇さんっ、いっそのこと朝霞に乗り換えちゃいなよ~。あいつ、お姉ちゃんに憧れてるだけあって性格的にも似てるしさ」

「〇〇さんだって22歳フリーターのお姉ちゃんよりも18歳現役JKって言う最強の肩書きを持つ朝霞の方が魅力的に見えるでしょ~?」

黄昏……いや、事実なんだけどさ……傷つく。

「黄昏……目的の為なら姫宮先輩相手でも容赦ないよね……」

「私はまあ、その……〇〇さんの意思を尊重するべきだと思うけど」