えっ!? それってどう言う……

「おいおいおいおい! 待て待て待て!」

「勘弁してくれよ~〇〇ちゃんよぉ! 店を潰す気かァ!?」

「この前一度だけゆい子ちゃんが来れない日に店開けてみたんだけどよ、来客数2割以下だったぞ! 折原のヤローなんざ俺が出迎えた瞬間帰りやがってよォ!」

「あったりめぇだろバカ店長がよォ! ゆい子ちゃんのいねえこんな店になんざ入る価値があるかボケがッ!」

「な? ウチの客マジでこんな奴ばっかだからよぉ」

「あ、でも準太君だけぁ閉店まで居てくれたよな! 哀れみなんだろうけどアレぁ嬉しかったぜェ!」

「い、イヤ、オレはその……テンチョーの味方っスから……」

「くぅ~泣かせること言ってくれるねぇ。でもそれじゃ準太君の負担もデカイしよ」

「それに誰だって俺みたいなおっさんよりも若くて綺麗な女の子に接客してもらいたいだろ!? だからあんまり無茶言わんでくれよ〇〇ちゃん」

いや、て言うか〇〇さんにそんな権限ありませんから。

私はこれからもここに居ますから。だから皆さん安心してください。

「オレは別に……姫宮サン居なくなっても通い続けるけどな。ここに……!」