見知らぬ男の部屋に来て

もう29ヶ月経った気がする

ほだされそう

……そうだな。お前は……、。


まず、思慮深くてやさしいな。
こんな状況下でも、俺を心配してくれているだろう。

それと、可愛らしい。
容姿や性格はもちろん、すべての風貌も仕草も表情も声も話し方も癖も。
……可愛らしいといつも思ってる。
まあ、これは惚れた欲目もあるかもしれないがな。

ずっと、昔から……見てきたからな。
変化する反応も、考え方も……愛らしい。いとおしいんだ。
……いつまで経っても、若いままというか。愛らしいままで、ずっと見ていたくなる。

そういえば、どんな髪型をしていても可愛いな。
顔を洗う時に前髪をあげていても、その額も俺からすれば小さくてかわいい。
細い首も、白い肌も、ずっと見ていたくなる。

服だって、お前のリクエストしたものも俺が与えたものも着こなせているしどれも似合っている。
正直なところジャージ姿だって愛らしいな。なんだって似合ってしまうな。


……俺の恋人なのだと世界中に自慢してやりたい半面、ずっと俺だけの存在でいてほしいとさえ思える。
お前の笑顔は特別だ。苦しいぐらいに愛おしくて、泣きたいほどに落ち着くんだ。
化粧なんてしなくても、等身大のお前でいてほしい。俺の前では隠さないでいてほしい。
○○というすべてが、好きなんだ。俺の、一番の、唯一の女性だ。



……あとは、そうだな。
過剰というほどでもないが、褒めるとしたらこれだな。

すべてを捨てて命を懸けてでも、守りたいと思える。
そんないい女だ。○○は。
過剰に褒めて