見知らぬ男の部屋に来て

もう29ヶ月経った気がする

ほだされそう

逃げようと、彼が寝静まった後に部屋を抜け出す。
ドアが開くかが不安だったが、すんなりと開いた。

とにかく逃げようと、一目散に地下へ続く部屋に走る。
エレベーターが使えるかも試すが、電源は入っていない。

ここから千空さんや保が来るのはわかっているのに、
どこにも扉は見当たらなかった。

そして、地下の広い空間へと向かう
寝ている間に逃げようとする