(クリスマスは不二君の希望でイルミネーションで飾られた広場でデートすることになっていた。定刻にはクリスマス仕様のプロジェクションマッピングもあるようで、風景写真を撮るのが趣味の彼はいつになくワクワクした様子だった)

(待ち合わせ場所まで来ると既に不二君は待っていて、私に気がつくと笑顔で手を振る)


やあ、早かったね

不二君はそれより早かったじゃない