大丈夫、痛いことなんてしないから

……君のこの可愛い唇をちょっと塞ぐだけだよ


(そう言って不二君はいつもより長めに唇を押し付けた。おかげで少しクラクラする)

(不二君に抱き締められて支えられながらようやく立っていると耳元で笑われた)



クスッ……これで少しは、お灸を据えられたかな
もうボクをからかおうなんて思ったら、ダメだよ