じゃあ、ボクのジャージ貸してあげるね

……待って、○○は動かないで
ボクが着せてあげるから

(不二君はジャージを脱ぐと、私に羽織らせてから左右の腕を一本ずつ袖を通していく。その後、きちんと着せたことを確認するようにするりと両肩から腕までを撫でられた)

……ふふ、もう少しだからね


(ジャージのジッパーに手をかけゆっくりとその手を上げていき、ぴたりと苦しくない程度の地点で止めると、不二君は満足そうに私の顔を見て微笑んだ)

うん、ばっちり。すごく似合ってるよ
肩や袖の辺りがちょっと大きいみたいだけど…
それも可愛いね


こういうの、萌え袖って言うんだよ

このジャージ、不二君の匂いがする…///