クス…そっか、忘れたものは仕方ないね

じゃあ思い出せるまでゆっくり待とうか
……ね?

(不二君はきゅ、と手を握るとそのまま指を絡めとり目を薄く開けた)

時間はたっぷりあるんだし……
気は長い方だから。いくらでも君を待つよ