ありがとう、部活に使わせてもらうよ


……あれ、これ……

(縫い付けたイニシャルを見つけた様子の不二君は一層嬉しそうに口角を上げた)


……君がわざわざ付けてくれたの?
部活で……ボクが使うようなタオルに

クスッ、そっか……かわいいね

じゃあ君のお望み通り、部活中にこのタオルを使って君のことを思い出すことにするよ


……いつもより、君を思う時間が多くなる分、○○を余計に恋しくなりそうだけど……

その責任はもちろんとってくれるよね