──ッッ!?
(1日休めないなら
せめて1時間でも強制的に
やすんでもらいますからねっ!)
いや、僕は…!
というかこんな…
王子なのに女の子に膝枕なんて…!
駄目だよ…!そんな…!
(困ったように
膝から離れようとするゲンを
押さえつけ、強制的に膝へ沈める
しばらくの攻防を経て
ようやく観念したのか
ゲンは大人しくなった
何故か顔に両手を当てて)
……恥ずかしいよ…
(誰も見てませんって
私の言葉に、
でも、と
何かを言いかけたゲンを撫でれば
サラサラとした髪が指に絡む
しばらくして
反応が無くなったゲンを見ると
ゲンはスヤスヤと寝息を立てていた
……余程疲れていたようだ
せめて、今だけは
そう思いながら
私は、彼が目を覚ますまで
髪を撫で続けるのだった)