やぁ(突然、頭上から現れたいちご大福に
思わず悲鳴を上げる私を見て
いちご大福はくすくす笑う)
君に
バレンタインのお返しを
渡しに来たんだ
今日はホワイトデーだから(そう言って、いちご大福は
魔法で何かを取り出し
私に渡してくる
見れば、それは
甘い香りのする
透明な花のブーケだった)
それね、全部飴なんだ
食べるまで溶けない魔法は
かけてるけど
なる早で食べてね(あ…ありがとう…
そう言えば、いちご大福は
どういたしまして、と笑う
将来
人誑しになりそうだなと
思いながら
私はブーケを見つめるのだった)
(
金庫に入れておこう)
(
食うの勿体無いねコレバリバリボリボリ)