名前:ハイドラ

インプット684回目

(重い鉄の扉の向こう
幾重にも魔法のかけられた
暗く、明かりのない部屋の中

正気を失った一人の男が
叫んでいる

口内に血が滲んでも
声が枯れても
男は叫ぶのをやめない

何故叫んでいるのか
男自身にもわからない

しかし、時折
こうして何かに恐怖するように
あるいは何かを悔いるように
助けを求めるように
男は叫ぶのだ

叫ぶ言葉に意味はなく
誰にも声は届かない

再び理性を失い、
空っぽの屍になるまで
男は一人、叫び続けた)



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