………(深夜の書斎で
ゲンは1人
机に広げられた本を前に
何かの書類を握りしめ
苦しげな表情を浮かべている)
……僕は…
僕じゃ駄目なのか……?
………ッ…(ぐしゃり、と髪を乱し
ゲンは俯く
机の上の本には
【勇者の素質持ちについて】の
文字が書かれていた)
僕じゃ…
魔王に勝てないのか……?
どうしても
素質持ちがいるのか…?
……これ以上…
これ以上、国の為に民を……
…………
(微かに
押し殺した声が聞こえる
ドアの向こう
王の親友が
ノックをしかけた手を下ろし
今にも泣きそうな顔で俯いていた)
【ランダムアンサー】