名前:ハイドラ

インプット684回目

……………


(色んな意味と祈りを込めたの、
ツィリダと
向こうにいる妹さんが
すこしでも安らげる時間が
増えますように、とか
花の香りで
癒されて欲しくて

よかったら
お守りに持っててほしい)


…………


(一瞬、ツィリダは
微かに指を動かしたが
そこから手が上がる事はない)


……結構です

持ち帰ってください



(踵を返し
ツィリダはドアへと向かう

そして、再び口を開いた)


どこかに
置いて帰ったとしても
受け取りませんので
そのつもりで

……………

……必要以上に
僕に構わないでください

正直、迷惑ですので



(そう言ってツィリダは
こちらに背を向けたまま
振り向く事なく去っていった…)



(Ⅱノイ兄〜…ツィリダが〜…)