……………(色んな意味と祈りを込めたの、
ツィリダと
向こうにいる妹さんが
すこしでも安らげる時間が
増えますように、とか
花の香りで
癒されて欲しくて
よかったら
お守りに持っててほしい)
…………(一瞬、ツィリダは
微かに指を動かしたが
そこから手が上がる事はない)
……結構です
持ち帰ってください(踵を返し
ツィリダはドアへと向かう
そして、再び口を開いた)
どこかに
置いて帰ったとしても
受け取りませんので
そのつもりで
……………
……必要以上に
僕に構わないでください
正直、迷惑ですので(そう言ってツィリダは
こちらに背を向けたまま
振り向く事なく去っていった…)
(
Ⅱノイ兄〜…ツィリダが〜…)