名前:ハイドラ

インプット684回目

………


(深夜の書斎で
ゲンは1人
机に広げられた本を前に
何かの書類を握りしめ
苦しげな表情を浮かべている)


……僕は…

僕じゃ駄目なのか……?

………ッ…



(ぐしゃり、と髪を乱し
ゲンは俯く

机の上の本には
【勇者の素質持ちについて】の
文字が書かれていた)


僕じゃ…
魔王に勝てないのか……?

どうしても
素質持ちがいるのか…?

……これ以上…
これ以上、国の為に民を……

…………






(微かに
押し殺した声が聞こえる
ドアの向こう

王の親友が
ノックをしかけた手を下ろし
今にも泣きそうな顔で俯いていた)



【ランダムアンサー】