名前:Ⅳ
54回目のお茶会
見事ですねぇ
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うーん、どうしようかなぁ?
(立てた人差し指をくるりと回したトロンが、隠し事をするようにクスクスと笑う)
君になら良いよ、なんて言ってみたいけど……
そんなことを気軽に言えないくらい、大事な大事な息子だからね。
だから、もしあの子自身がそうが望むのなら……
……ふふ。
(悪戯っぽい笑みを浮かべたトロンは、小さく肩を揺らしていた)
息子さんを私に下さい