ⅣはなんだかんだⅢには甘いからな。
可愛がっている二人がじゃれあっている姿は微笑ましいのだろう。

Ⅲ「わ、Ⅴ兄様。どこから……?」

なに、少し通りかかっただけさ。
眺めるだけで良いと思っていたんだが、少し混ざりたくなってね。

(穏やかに微笑んだⅤに撫でられた……)

Ⅳ「おい兄貴、会話に混ざるのは勝手だがそこには混ざるな」

はは、やはり私ではこうなるか。


Ⅴだと妬く……!?

妬かない……だと……ッ!?