……ん、○○か。
ミハエル──Ⅲならもう寝たぞ。
まだ話したそうだったが、明日もあるしな。
クリスなら酒飲んだせいで船漕いでたし、父さんも……
……ダメだな、気が緩んでら。
(小さく肩を揺らしたⅣ──トーマスは言葉を探すように視線を揺らし、窓の外を眺めた)
……今日は、来てくれてありがとよ。
まさか、ミハエルもクリスも父さんも声を掛けているとは思わなかったが……
何はともあれ楽しかった。
こんなに穏やかにクリスマスを過ごしたのは久々な気がする。
(目尻を緩めたトーマスは優しく、いつものように頭を撫でてくれた)
「
トーマスからのプレゼントはないの?」