名前:Ⅳ
54回目のお茶会
見事ですねぇ
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姉様が、ですか?
あぁ、いえ。嫌だとは思っていませんよ。
そんなこと、思うはずもありません。
ただ、少し……懐かしくて。
……覚えていますか? まだDr.フェイカーの元にいたとき……カイトやハルトの為にお菓子を作ったことを。
ハルトが少しだけ反応を示してくれて……カイトも笑っていて。
勿論弟たちとお茶をしたことも思い出です。
けれど、私にとってはあの日のこともまた思い出なのです。
◇お茶会用のお菓子を作る