名前:Ⅳ
54回目のお茶会
見事ですねぇ
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(村の中を歩いていると、不意にぱきりと音がした)
(枝でも踏んだだろうかと足元を見ようとして──)
(ふっと体が浮いて、それからどさりと落ちた)
(暗い! 痛い! 何!?)
(軽いパニックに陥りながら辺りを見回すも、土の香りと舞い落ちる枯れ葉しか見えない)
(うわ、口の中入った)
フハハハハッ!
とうとう掛かりやがッ──あぁ?
……なんでお前が掛かってんだよ、○○。
(声の方を見上げれば、呆れた顔をしたトーマスが覗き込んでいた)
→
Δ落とし穴にはまる