○○……

(瞼を下ろした顔を見下ろし、止まりそうになった足を動かす)
(後悔は後だ。自責の念を飲み込みながらドアを蹴るように開けた)

(ゲストルームはいつだって、こいつの為に整えてある)
(足早に歩み寄ったベッドに寝かせ、靴を脱がせ、なるべく楽になるようにして……)


……ゆっくり、休んでくれ。

(安心したように目を閉じる)