お呼びかなマドモアゼル!
そうだね。
普段の君も美しいと思うけれど、着飾った君はきっとまた特別に美しいのだろう!
少し手をとってもいいかな?
(そういうと、ルーク先輩は私の手をとってまじまじと眺めた。)
うんうん、しなやかで美しいね。
透明感があって、ほんのりと緑みがかってる……
少し目を見つめてもいいかな?
(慣れた手つきで、私の前髪をさらりと耳にかけると真っ直ぐに目を覗き込んでくる。)
(いつもニコニコしてる先輩の真剣な顔に、なんだか恥ずかしくなってしまった。)
綺麗だね……全てを見透かすような深淵の色なのに、どこか暖かさも孕んでいる。
これは……、
(これは?)
イエローベースのスプリングだね!
まるで、暖かな日差しの中で揺れる一輪の花のように可憐な君にぴったりだ!
……セカンドはウィンターかな?
うんうん、クリアスプリングだね!
(???)
そうと決まったら早速毒の君のところに行こう!
生憎、メイクやファッションは彼には敵わないからね。
君を一番美しく輝かせる為なら、何だってするさ!
それより先輩、いったいどこから現れたんですか??…じゃあ、エスコートをお願いしますね。狩人さん。(手を差し出す)