(私の顔を姿を確認したジャミル先輩は、ヒラヒラと手を振って中庭の方に歩いていった。)
(私も早く行かなきゃ。)
ジャミル:……おいカリム、昼飯は監督生と食べるからな。
カリム:おっ、いいぜ!やっぱり人は沢山いた方が楽しいからな!
カリム:どうせなら他の人にも声かけるか?
ジャミル:いやいい。まずそんなに食べ物も持ってきて無いだろう?
ジャミル:……監督生だけで十分だ。
カリム:ふーん?まぁ、ジャミルが言うならそうなんだろうな!
カリム:分かった!早く中庭に行って、監督生をもてなす準備をしようぜ!
ジャミル:おいカリム走るな!……はぁ、全く。
手で大きく丸を作って返事をする