名前:監督生

異世界に飛ばされて13日目


(ジャミル先輩は、私の手を見つめた後少し迷ってから私の手をとった。)


君は、こんな俺の手をとってくれるんだな。

……もし俺がカリムと並んでいても、それでもお前は俺の手をとってくれるのか?


いや、何でもない。忘れてくれ。

お茶だったな。それなら俺が淹れよう。
確か洋菓子もいくつかストックがあった筈だ。
準備するから、一緒に寮に来てくれるか?


嫌いませんよ。…ジャミル先輩、一緒にお茶しませんか?(手を差しのべる)