名前:監督生

異世界に飛ばされて13日目


(私がそう言って両手を広げると、ラギー先輩は目をぱちくりと瞬かせた後、同じように両手を広げてくれた。)

全くずるいッスよ!
こんな魔法、オレはかかるに決まってるでしょ。

(わーい、えへへ!)
(手を広げたラギー先輩の胸に飛び込むと、ぎゅっと抱きしめてくれる。)

いつの間にユニーク魔法なんて使えるようになったんスかね。
ずるい魔法士ッスよ、ほんと。


ラギー先輩、ラフ・ウィズ・ミー!