名前:監督生

異世界に飛ばされて13日目


ハグ?
……こうか?

(困ったような口調とは裏腹に、滑らかな手つきで腰を抱き寄せられる。)
(反対の手は私の後頭部に回されて、あやすように髪を梳くように撫でるものだから。)

(急に真っ暗になった視界と、頬を撫でるザラついた制服の感触に息が詰まって、思わず固まってしまった。)


ん?違ったか?
男だらけの生活をしてるから、女性の扱いには慣れてなくてな。
求めてるのと違ってたら言ってくれ。


真っ赤になる
トレイ先輩、ハグしてください!