名前:監督生

異世界に飛ばされて13日目



……不思議だな。
こんな姿を人に見られるのは嫌だった筈なのに、君が相手だとこんなに落ち着くだなんて。

(そう言うと、先輩は頭を撫でる私の手をとって自分の頬に当てた。)

君はいつも俺の欲しい言葉を、初めての感情をくれる。
こんなにも相手からの愛情を欲しいと、自分の愛情を注ぎたいと思った相手は君が初めてだよ。ユウ。


(影になっていて顔は見えなかったが、手を当てた頬がほんのりと熱を帯びていて、なんだか胸が締め付けられる気がした。)

ジャミル先輩は頑張り屋さんですね。でも、頑張り過ぎちゃう所があるので、いつでも私の所に息抜きに来て下さい。(なでなで)