(えい、と先輩の背中に突っ込むと、ジェイド先輩は私を巻き込んで大袈裟に床に倒れた。)
(わっぷ、)
……おや、誰にぶつかられたのかと思えば監督生さんでしたか。
ビックリして転んでしまいました、あぁ痛い痛い。
(えっ、先輩普通に受け身取ってましたよね……?)
そんな、受け身なんて取れるわけないじゃないですか。
まだ陸の生活に慣れてきたばかりだというのに……、悲しいです。しくしく。
フロイド:あー、小エビちゃんがジェイド泣かせてるー!大丈夫〜?ジェイド、ラウンジの仕事出来る〜?
これはお休みをいただかないといけないかもですね……、監督生さんにはどうお詫びをしていただきましょうか。
フロイド:ちょっと小エビちゃん困るよ〜、ジェイド副寮長なんだよ〜?
困りましたね……、監督生さんには責任を取ってオクタヴィネルに来ていただかないと……。
(二人揃ってニヤニヤとこっちを見てる……、)
え、え、ごめんなさ……(涙目)