ハァ~?
監督生、いつの間にロイヤルソードの生徒なんかと知り合ってんの?
オレ、聞いてないんだけど?
(いや、全然話したこと無いよ?)
(手紙にも僕の事を知って欲しくてって書いてあったし……)
(そう言うとエースは不機嫌そうな顔で、私が手に持っている手紙を睨んだ。)
ふーん、へぇ、そう。
別にロイヤルソードのやつのことなんか知りたくもないし?知る必要も無いじゃんね。
監督生もそう思うっしょ?
(いや、話したことも無いのに何とも言えないよ。)
(全く知らない人だから悪くも言えないし……)
あっそ、監督生は全然知らないやつの肩持つんだ。
ふ〜ん、で?手紙貰っただけ?
返事はすんの?
(えっと、今度お茶でも、だってさ。)
(何?行って欲しくない?)
……べっつに〜?
監督生が行きたいなら行けば?
オレは絶対後悔すると思うけどね!
(そう言った彼は、拗ねたように唇を尖らせた。)
エースに自慢する