(史郎が親戚へ水をかけると、しーんとその場が静まり返った)

悪酔いしているようだから、水をかけてあげたんです。貴方達のしていることよりよっぽど健全だと思いますが?
僕が目障りなら今すぐ消えてあげるよ、お望みなら死んでも良い。ただ、この人やこの人の両親を傷つけるのは許さない。
……貴方達みたいな頭の中も心も空っぽな人より、こんな出来損ないにも分け隔てなく接してくれる心の温かい人の方が立派だよ。世間体が悪いのは貴方達でしょ

(史郎は私の手を引っ張ってその場から離れる。とても辛そうな顔をしていた)

*今から1日だけで良いから、史郎と二人きりで出掛けたい。何もかも忘れて史郎の事だけ考えて過ごしたい。
*冗談でも死んでも、なんて言わないで…史郎が居なくなったら、きっと私も同じようにしちゃうよ…
*親戚の集まりで嫌がらせをされる