姉さん、大丈夫。周りの声なんて気にすることないんだよ。一人一人人生があるんだ。
誰かに言われた言葉を、そこまで気にすることないよ。
……大好きな姉さんに、ちょっとでも気分転換して欲しかったんだ。

(私の頭を撫でると手を引いている。落ち着いた雰囲気のお店で、私の好きなケーキを頼んでくれた)
*周囲に怯えたような表情をしながら史郎と出掛ける