史郎「……今日はチョコレートにしようかな」

長内「悪い悪い、俺も今日はチョコレートの気分だったんだよ♡ 使いすぎて無くなっちゃった♡ 早いもん勝ちだし、俺はお客様も同然だろ?

史郎「……へえ、そう。チョコレートくらい全部あげるよ。なんならホットケーキだって譲ってやるよ。だから、姉さんからは手を引いてくれない? 仮に手を引かなくても君に譲る気なんて無いけどね」

長内「ははっ! 史郎、お前って相変わらずさ〜……考えが甘いよなぁ? お前が俺に勝てるわけねえだろ。寝言は寝て言えや。あ、〇〇ちゃん! 俺のトッピングしたホットケーキ食べてくれよ、絶対美味いからさ! はい、あーん♡

史郎「姉さんはホットケーキなら僕のトッピングの方が好きだと思うよ。何年も姉さんと一緒に暮らしてきたわけだし、食の好みなら長内なんかよりよーくわかってるつもりだし。はい、姉さんお口開けて」

(2人が私に自分のトッピングしたホットケーキを食べさせようと争い始めた)
*ホットケーキできたよー、好きなのトッピングしてー