少女「柳ちゃん、指怪我しちゃったの? 絆創膏いっぱい……痛くない?

少年「僕は別に。それより……誕生日おめでとう。昨日のケーキ、とっても美味しかった。これ、僕からのプレゼント……お父さんと作ったんだ。上手くできたから、たまには聴いて

(指に絆創膏を数枚貼っている少年が、少女に照れた様子で木彫りのオルゴールボックスのようなものを渡した。どうやらお誕生日らしい。受け取った少女ははにかんでいる)

少女「もしかしてこれ、柳ちゃんが作ったの? わぁっ、オルゴールの木のところも柳ちゃんが? とっても嬉しい、ありがとう!

少年「喜んでくれてよかった……
高畑さんに似た幼い少年と恋さんに似た幼い少女が夢に出てくる