長内「今まで本当にごめんな。俺、なんだかんだ言ってお前らのこと好きだわ。変な意味じゃねえぞ。羨ましいやら妬ましいやら、劣等感とか色々あってさ……勿論、〇〇ちゃんに邪な感情抱いてたのも謝る。本当にごめん。これからは何でも全力で心を入れ替える」
(私と史郎の前で土下座する長内。こんな姿を見たのは初めてだ)
史郎「今回は本気なんだね。長内が仕事をこなしてる。自分だけのじゃない、僕の分まで……。少ししたら元に戻るだろうと思っていたけど、仕事をサボるどころか後輩にまで仕事教え出したし。頭上げて。これからは一緒に頑張っていこう」
長内「悪い、ありがとう紺野。〇〇ちゃん、不快な思いさせて申し訳ない。俺みたいな碌でもない男を見放さず、2人とも縁を切らずにいてくれてありがとう……こんなこと、言えるような人間じゃないのは分かってる。ただ2人と友達になりたい」
史郎「友達、友達ね……それは今後の君の行い次第」
(その日から史郎は家に仕事を持ってくることがなくなったし、長内が絡んでくることもない。本当に綺麗な長内になったようだ)
長内(去勢済み)