義父「僕も貴女と同じですよ……麗子さんのことを好きで好きでたまらないんです。麗子さんも僕がいなきゃ絶対に生きていけないと思うんですけどね。このストレス社会、発散する手段は必要だから……まあ、原因も僕らしいですけどね。史郎と〇〇さんは僕たちとは違った形の夫婦です。お互いに好き、愛してると言い合って互いに幸せそうですから、僕らも負けてられませんね。と言うわけで麗子さん、愛してるよ」
義母「やめなさい、気持ち悪いわね。大体ベタベタされるのが嫌なのよ。それを人前でするなんて……本当に馬鹿ね」
義父「人前じゃなかったら良いの?」
義母「〇〇さん、この人は単なる空気と思って良いのよ。大体、この人に相談するのは間違いだわ」
義父「君たちが言葉を大事にする夫婦なら、僕は言葉のいらない夫婦。麗子さんの言いたいことは全てわかる。僕は貴女のことなら何でも分かります。あの日、僕を救ってくれたのは運命で……」
義母「秋さん、黙って部屋で仕事してて。後でご褒美あげるから」
義父に相談する