長内「
〇〇ちゃんおはよう。急に家に押しかけて悪いな。紺野いる? 」
史郎「……いつも遅刻の君がこんな時間に出勤なんて珍しいよね。なに企んでるの? 家には上がらせないからね」
長内「
連絡入れて来た方が良かったよな、新婚宅に押し掛けて悪い。以後気をつける。今日は会議があるって教えてくれたろ? だから打ち合わせしたくてさ……資料にも不備がないか見て欲しい」
史郎「え……どうしたの、長内、何か辛いことでもあったの? 疲れているのかな? 頭を殴られたりしたの? どうしちゃったの、本当に。取り敢えず上がって、話聞くから」
長内「
今まで迷惑かけてごめんな。今後は気を引き締めて仕事に取り組む。〇〇ちゃんも今までごめんな……でも俺は遠慮しとくよ。新婚宅に俺みたいな薄汚れた男が入るなんて……」
史郎「演技するなら、最後まで気を抜かない方が良いよ。最後の言葉の時には少しにやけてたから、すぐにわかった……それに君が綺麗になれるわけないのは知ってる。心配して損したよ」
長内「
チッ……新婚生活を送る家に穢れを持ち込みたかったんだ。許してくれ」
許されないんだよなぁ…塩を投げつけるいっそ私達で調教しない?このド腐れを。