(〇〇の作ってくれた愛妻弁当を食べようとすると、背後から声がかかった)
長内「紺野の弁当、毎回毎回美味そうだよなー……おかず1つで良いからくれよ」
史郎「絶対嫌だよ」
長内「ケチだなー‼︎ 俺、いまだにその〇〇ちゃんにも会わせてもらえてねーし」
史郎「彼女のこと馴れ馴れしく呼ばないで。それに僕が2人を会わせないのは当然のことじゃない⁇」
長内「えー、なんで⁇ 俺が良い男すぎて〇〇ちゃんが惚れちゃうから⁇ 」
史郎「長内は自分が何を言ったか覚えてる?」
長内「あ、スルーなのね……いつの話か知らないけど俺そんなに変なこと言った? 」
史郎「時代は人妻だと言ってたね。略奪愛とか不倫に憧れるとも言ってたね。……決定打は長内の部屋に行った時、床に散乱していた本。絶対会わせたくない。君、毒がなさそうに見えて結構危ないもん。当たり前だと思うけど」
長内「……そこまで信用されてないとは」
(その後、無理に手を出そうとする長内の手を払い落としながら無事お弁当を食べ終えた)
愛妻弁当