史郎「飼うってそんな……ペットじゃないんだから。僕は許可出来ないよ。恭子だって飼うなんていうのは嫌でしょ」
恭子「
うち、おねーちゃんと一緒にいられるなら何でも良いよ! でもお邪魔虫かな……お兄ちゃんのおねーちゃんだもんね。だけどうちにとっても大事なおねーちゃんなんだから」
史郎「お邪魔虫ってわけじゃないからそんな目で見ないの。反抗期の再来かと思ったよ。それから、恭子の義理の姉である前に僕の大切な女性でもあるわけで……諦めて」
恭子「
……うち、おねーちゃんのこと尊敬してるの。憧れだもん……でも、それっていけないの? お兄ちゃんの大事なお嫁さんだからうちが憧れるな、色んなことお話したり教えてほしいなって思うのはいけないこと? 」
史郎「そうは言ってないよ。ただちゃんと帰ろうねって話を……」
恭子「
お兄ちゃんの馬鹿……」
史郎「ああ、反抗期の再来だ……」
(頭を抱える史郎には構わず、彼女は私の隣にやってきて上機嫌な様子だ)
恭子ちゃん通学とかに支障なければここに住まわせていいのでは?