恭子「おねーちゃんからのプレゼント、少女漫画かな? お菓子かな? 大好きな人からのプレゼントって嬉しい……ってあれ、漫画じゃない? ひぁっ! な、なにこれぇ!

母「そんなに騒いではしたない。また下らない雑誌買ってきたのね。そんな暇とお金があったら参考書買ってきて勉強なさい! なに、その汚らわしい表紙。私はそんな娘に育てた覚えないわ……女の子でしょう! それなのに、どうしてなの。どうしてお兄ちゃんみたいに良い子でいられないの! 史郎が女の子ならお腹を痛めて産む子供だって1人で……本当に、どうして恭子は」

恭子「あ……えへへっ♡ ネットで間違えて買っちゃったんだ! 本当にうち、馬鹿だよね! でもこれから気をつけるから今日は許して、ママ……お願い♡

母「その媚びるような喋り方も笑い方もみっともなくて聞いていられない! 品性のかけらもないの! それから〇〇さんに抱きつくのもやめなさい。ちゃんと〇〇さんって呼びなさい。自分のことを『うち』なんて呼び方しないで『私』にしなさい! いつも言ってるのに、なんでわからないの? 親の教育がなっていないと思われるでしょ……全く、〇〇さんみたいな出来た女性が本当の娘だったら、どんなに嬉しかったか。史郎が良い人と結婚してくれてよかったわ。あんな素敵な娘ができて、お母さん幸せよ」

恭子「……ごめんなさい。これからはお兄ちゃんに近づけるように勉強するし悪いところ全部直すし理想の娘になる。〇〇さんみたいな素敵な女の人になれるように頑張るから……だからお願い、私のこと否定しないで
恭子ちゃんにアダルト雑誌をプレゼントする