ヤンデレ史郎「どこからどう考えても……恵まれてるでしょ。良い気なもんだよ、この能天気な紺野史郎は」
義弟史郎「本当、その通りだよ。恵まれた環境下にありながらいつも不安とか、ふざけるなって話だよ」
通常史郎「え、どう言うこと……深く聞かない方がいいんだろうけど、君たちも大変なんだね」
ヤンデレ史郎「ほら、まただ。日に日に僕たちの間に距離ができているような気がするんだ。それに比べたら君は本当に恵まれてるじゃ無いか。健常な精神を持ってるじゃないか」
義弟史郎「そうだね……まず君たち“も”って言い方が嫌だな。親はいないのに親戚との付き合いは消えない、関係だって義理とはいえ姉弟。挙句にずっと好きだったその人を長内なんかに盗られた僕の気持ちがわかるのか」
通常史郎「……なんか、ごめんね。僕ばっかりいい生活してて。でも〇〇は僕にとって大切な人だから……この彼女は譲れない」
心の中で思ったけどホント2人の世界の私何やってんの?史郎程私を大切にしてくれる人何て居ないのに何で距離置いたり他見たりするかな?有り得ないんだけど(苛立ち口調がきつくなる)