学生1「紺野、この前助かったよ。また助っ人よろしく」
史郎「それくらいお安い御用だよ」

学生2「史郎くん、この前借りたノートのおかげで、私もレポート、無事に終了できた! ありがとう」
史郎「お礼なんていらないよ。役に立てたなら良かった」

教員1「紺野、オープンキャンパスの担当生徒だったよな。後でまた声かけるよ」
史郎「はい、分かりました」

(紺野君の周りにはいつも誰かがいて彼の周りは笑顔で溢れていた。けれど、初めましてという挨拶をした初対面の頃から、私は彼に違和感を感じていた。彼は無理をしている、そんな気がする)

紺野君、無理してない?
ー交際に至るまでー