(傷口を止血しつつ、上から私の手首を撫でた)

大丈夫、怒ってないよ。〇〇の辛さを理解してあげたいのに出来ないのがもどかしい……僕がいる。辛いことがあったら我慢しないで僕に教えて。
今すぐに切るのをやめろなんて言わない。切ることで〇〇が落ち着くなら、僕がこれからそばに居て辛さを和らげたい。

いつか〇〇が自分を傷つけなくて良いように、僕が支えるから。君は優しい子なんだよ、だから他人じゃなく自分を傷つけちゃうんだね。
〇〇は優しいんだ……だけど、たまには思い切り感情を表に出して良いんだよ。受け止めるから