ねえ〇〇、どうしてそんな悲しそうな顔をするの? 僕、間違ってる?
君と出会うまで愛されないことは慣れてたんだ。運命なんて馬鹿馬鹿しい、何が愛だ、そんなものあるわけないって思ってた。
けど、そんな僕に愛を与えてくれたのが〇〇だった。君は僕の最愛の人で、ずっと幸せが続くって思ってたよ。それなのに、僕を置いて逝っちゃうなんて酷いな……。
愛されないのは慣れてた……知らないから、耐えられたんだ。だけど〇〇が愛を教えてくれたから、急に失って……地獄にいる気分だよ。
僕のこと、連れて行って欲しいんだ。お願い、僕を連れて行って
♂泣きながら史郎を抱き締めて首を横に振る