姉さん、部屋に戻ろう。姉さん、大丈夫。姉さん、少し部屋に入って落ち着こう。大丈夫だから、休もう。姉さんは頑張ってるのに、それをわからない親なんて親じゃない。
……姉さんには僕がいる。それでいいんだよ、あんな人たちのために涙流すのは無駄なんだ。心をすり減らすなんて馬鹿らしいことなんだから

(抱きしめられた)

♂嫌だ、史郎もいつかお嫁を貰って私のことなんか捨ててしまうんでしょう
♂母が私を見限って恭子に稽古をしているところを見てしまい泣き崩れる