長内母「〇〇ちゃんも史郎君も、ケーキ好きだったでしょ? よかったら食べてね」

史郎「ありがとうございます」

太一「ケーキより先に肉食っちまおうぜ。あ、普通の肉な。よくわからないものはやめとこう」

長内父「ああ、折角買ってきたのに……特にこの鮪の兜焼きはみんなで食べるのを楽しみにしてたんだがな」

長内母「またそんなもの買って……食べるのが楽しめる人ばかりならいいけど、中にはグロテスクで苦手って人もいるのよ」

長内父「じゃあこの兜焼きとワニの肉は、私が一人で食べることにするよ……」

長内母「みんなはこっちのケーキを食べていてね。あとそっちの牛肉も食べててね。さあ、その間に私と貴方でワニと鮪を片付けますよ」

長内父「でも君の体に……」

太一「お袋に食わせられないようなものを俺らに食わせようとするなよ」