何もなかったと思う、なんて言っても信じてもらえないよね。それに、〇〇、もう僕に愛想尽きてるんだよね。
信じて欲しいだなんて、そんなの聞いてもらえるはずない。僕だって逆の立場で言われても、信じることなんて出来ないからね。
……お終いなのかな、僕たち。

ごめんね、新しい人との時間を邪魔して。〇〇……僕帰ってこない方が良いんだよね。

(部屋に入って酷く思い詰めた顔をした史郎。その日出て行ったと思うと、それきり帰ってこなくなった)
♂報復するように浮気しだす