申し訳ありません。
私はいつも自分のことばかり考えていたから、母親としての役割を果たしていませんでした。親の都合で子供のことを認めてあげないなんて、親でいる資格もない。随分と可哀想な思いをさせてきたわ。
私は〇〇さんに感謝しているの。彼女のお陰で、史郎も恭子も生き生きしてる。本当なら私が、しなければいけないのに……情けないわ。
史郎にとっても恭子にとっても、勿論私たち夫婦にとっても〇〇さんは大事な人です。紺野〇〇は私たちの大切な娘も同然なんです。
主人の件からずっと迷っていたけれど、決めたわ。もう、どうでも良いもの……
(義母が親戚に啖呵を切って縁を切ったらしい)
♂(後日)恭子ちゃん、私まだ史郎の傍に居ていいのかな