なんでって、覚えてないの? 〇〇は……う、ううん。何でもない、ごめんね。何でもないんだ。僕が混乱してるだけ。

〇〇……安心して。貧血で倒れて、打ち所悪かったらしいんだ。それで中々起きてくれなくて。入院してたんだ。

(信じられないと言った表情で私を見つめ、その後で口を開いた史郎。だけど視線は私からそらされている)

そっか……心配かけてごめんね、史郎(抱きしめようとする)
♂大丈夫…?史郎、顔色悪いよ…(頬を撫でる)
♂史郎…?どうしたの…それに、なんで私病院に…?