……愛なんて存在しないって長内の言葉を馬鹿にしてた僕こそ馬鹿だった。運命の赤い糸なんて無い、馬鹿馬鹿しいって笑ってた僕が正しかった、間違ってなかった。運命を信じた僕が間違いだった。
いつも間違えちゃうんだ……また、間違えるのが怖い、仕事しなきゃ。仕事してれば全部忘れられる、裏切らないでくれる。僕にはもう仕事しかない、楽しみなんてないんだから

(彼女が幸せに暮らしているのだろうかと考える時がある。でも僕にとって彼女は“間違い”だったのだから忘れなくてはいけない。家に帰っても虚しいだけに感じるがこれもきっと間違い。元の何もない生活に戻っただけだから)

♂『……って事にもう直ぐなるから俺はそいつに仕事任せてるんだよ』……とかを長内は何処かの人妻さんとピロートークしてそうだって親友が言ってた(親友が考える長内のピロートークネタオチ)
♂別れた後すぐに他の相手と結婚して浮気することなく生活する